感情のベクトル

「空母いぶき」という映画を観ました。

他国の侵略、戦闘に移行する様、戦争に発展する危機感。

リアル感をもって受け止めました。

 

世界中の国々が軍隊をもって互いににらめっこをしています。

各国が防衛の為と言い年々軍備を拡張しています。

恨み憎しみの連鎖が人類史上太古の昔から途切れずに続いている。

いいえ人類からではありません。

猿の時代から争いがあった。

昆虫の時代からあった。

 

地球上の生き物に争い心が無くなることはあるのでしょうか?

 

もしも宗教が統一され一つの信仰になったとしたら地球上に争いは無くなるか?

答えは「争いは無くならない」・・と思います。

 

キリスト教ではカトリックプロテスタント同じ宗教内でも争ってきた歴史があります。

 仮に宗教が統一されても争いはある。

 

「生きたい」という生存の本能と「自分だけ」という自己中の邪心がミックスされると争いになるのでしょうか?


それでは地球上の全生物に争い心があるという前提で戦争にならない様にするにはどうしたらいいかを考えてみます。


人間関係の最小単位は家族でしょうか。

血のつながった家族であっても親子喧嘩、兄弟喧嘩があります。


日本では戦国時代を中心に親子兄弟間でいくさを行い殺し合ってきました。

明治維新後の廃藩置県前は各藩で武力争いをしていました。

日本だけを観ても過去には血縁近親者で平気で殺し合ってきましたが現代は血縁同士や市区町村・各県同士の殺し合いはなくなりました。

明治維新で日本という1つの国の同じ国民同士という意識が芽生え同胞同士の殺し合いが無くなったのです。


現在は国同士の争いです。

明治維新の様に世界維新が起こり地球という1つの惑星の人間同士という意識がもてれば戦争を無くすことができるのです。


世界ベースの場合は日本の明治維新の様に官軍という訳にはいかないでしょう。

そこで生命の大親である『大親神大生命』に目覚めることが必要なのです。

人間をはじめ生きとし生けるもの全てはその生命を生命の大親である『大親神大生命』から頂いており、従って全ての生き物は『大親神大生命』の生命の御子であり生命の家族なのです。

この事実に人類が目覚めることにより生命愛が開発され戦争は無くなります。


この地球を平和な惑星にするには軍事力が強大な一国が世界を牛耳る物質的次元によるのではなく、霊的・精神的な開発発展。つまりは唯一無二の『大親神大生命』という真実の神に目覚め、一瞬一瞬生かされている事の親感謝にベクトルを一致させることでお互いの違いを「種類分化」として争いではなく「味わい」として感じていける様になるのです。


まだ間に合います。

ほんの小さなトラブルが憎しみの連鎖反応を引き起こし誰かが「核のボタン」を押す前に大自然界の学修を始めましょう。